2015年11月24日の備忘録
この春、田口淳之介さんがKAT-TUNを脱退し、ジャニーズ事務所も退所されるそうだ。
発表されたのは、11月24日19:00から放送されていたベストアーティストという歌番組の放送中であった。20:24。
その日、私は20:00までアルバイトで、帰路の地下鉄の中ではずっと本を読んでいた。帰ったら、ベストアーティストの追っかけ再生しなくちゃな~と思いながら。
20:37、最寄駅に着き、iPhoneを見ると母からのLINE。
「田口辞めるって」
言葉が足りないのは、お母さんのダメなところなんですけどね。
でも、え、何を?と思ったのは一瞬。私はこの感覚を覚えてる。グループを辞めるんだ、と。信じられない信じたくないでもこの雰囲気はもう2度も味わっている。嘘だ、信じない。そう思っているのにもう涙が流れていた。あたまとこころがごちゃごちゃだった。でも、やっぱり、まだわからないじゃないか、そう思ってTwitterを開く。
やっぱり、嘘じゃなかった。
彼はKAT-TUNだけじゃなく、事務所もやめると。
私は今、錦戸担です。錦戸亮さんを応援しています。
私がKAT-TUNを応援していたのは2003年から2012年頃まで。赤西担でした。
10代を振り返るとき、そばにはいつでもKAT-TUNがいます。KAT-TUNは私の青春そのものなんです。
青春は色褪せずにいつまでもそこにあるものだと思っていました。
でも私の青春はどんどん変化していく。
その中には悲しいものもあったけど、でも素敵な変化もたくさんありました。
私は今のKAT-TUNが好きです。
亀梨くんがセンターを張ってどんどん前へと引っ張っていってくれる。
田口くんの正統派の美しさと映えるダンスがワイルドなKAT-TUNにマイルドな魅力を加えてくれる。
イカつい容姿の上田さんが優しい瞳でみんなを見守っててくれるからみんな安心できる。
中丸さんの甘い歌声があるからこそ歌に幅が広がるし、彼の寛大さがあるからKAT-TUNは自由でいられる。
今のKAT-TUNがいるのも、その変化の賜物なわけです。だから変化を憎むなんてできないんです。いいことだけじゃない、たくさん泣いたけど、でも、憎むなんてやっぱりできない。
だからこそ惜しい。
KAT-TUNには田口くんが必要不可欠だから。
結成当初からずっとKAT-TUNを好きだと言ってくれていた田口くん。
メンバーが他メンバーのソロ曲をshuffleで歌うというコーナーのとき(「KAT-TUN LIVE 2015 “quarter” in TOKYO DOME」収録)、誰のいつのどんなソロ曲に当たろうとも振り付きで歌いきる田口くんが大好きです。
「キー下げて!いつも下げて歌ってんの!」って言ってるの見たら、この人KAT-TUNのこと大好きじゃんって思わずにはいられないです。
だから悲しい。だから悔しい。
本当は「辞めるのをやめてほしい」けれど、もう歯車は回り始めてしまったこともわかっている。
ファンにできることはただひとつ。
今、この瞬間を逃さないように、心に刻み込むということ。
田口くんが田口くんらしい人生を歩めますように。
そして充電期間後、KAT-TUNがもっとかっこよくなって帰ってきてくれるのを待っています。
だからこそ今は4人のKAT-TUNを、今のKAT-TUNをひとつもこぼすことなく見ていなくては。そう思っています。
今や外野の私ですら、こう思えるようになるまで、時間がかかりました。11月のことを年が明けた2月の下旬にブログに書いているんですからね、そりゃね、察していただけるかなと思うんですが。
辞めるのをやめてほしい気持ちが1mmもなくなったわけじゃないです。正直。
こうならないように策を講じることはできたのではないか?と思っていますし、それを怠ったであろう結果、田口さんが事務所を退所するというのは1番最悪の結果だったとも思っています。
きっとずっと想い続けるんじゃないですかね。ジャニヲタ人生の最後まで思い続けるかもしれません。
でもね、そう思ったっていいじゃない、仕方ないじゃない、と思うことにしました。
そして、今できることは今のうちにやらなくちゃなあと思うんです。もしこの出来事から目を背けたりなんかしたら、数年後そのことを後悔するかもしれない。
そんなの悔しいじゃないですか。
楽しむためにジャニヲタしてるのに、後悔とか、私は絶対したくない。
時間はかかってしまったけど、一応、私の中で折り合いをつけられたのだと思います。(無理やり折り合いをつけさせられた、とも言いますけどね)
元KAT-TUN担の戯言にも関わらず、ここまで読んでいただきありがとうございました。
さあ、また今日から精一杯KAT-TUNを追っかけるぞ〜!
今出てる雑誌を買いあさってまいります。
あ、早くベストアルバムも予約しなければ…
店舗で予約すると、お店側はその予約数に応じて入荷数を決めるらしいですよ。
予約数が多ければ、入荷数も増える。
=店舗に並ぶ数が増える
=一般の人の目に触れる機会も増える
という方式らしい、と至るところで目にしますよね。本当なんだかよくわからないけど、でもその可能性に賭けて…
CDショップ行ってきます!